
最先端の繊維加工技術から生まれた、
新しいドラムヘッドです。
品番 | サイズ | 厚み・等 |
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CDR-7214C | 14″ | 0.25mm・コーティング有り |
CDR-7314C | 14″ | 0.30mm・コーティング有り |
CDR-7514C | 14″ | 0.35mm・コーティング有り |
CDR-7814C | 14″ | 0.49mm・コーティング有り |
CSS-7014 | 14″ | 0.10mm・スネアサイド用 |
フープ= 全てカシメ式
フィルム素材を使っていないドラムヘッド
クロート7000シリーズドラムヘッドは、織物素材のみを使い、従来のプラスティックドラムヘッドでは一般的だったフィルム素材は使っていません。
フィルム素材のヘッドは、テンションがチューニングボルトから放射状にかかり、ドラム周辺部と中心部とでテンションの差が大きく、周辺部では倍音が多くなるなど、叩く部分で音色の差が大きくなります。
それに対し織物素材のヘッドは、糸が縦横に張られる構造のため、周辺部と中心部でのテンションの差が比較的少なく、気になる周辺部での倍音が少ない打面全体で均質な音色を得られます。
【ヘッドテンションのイメージ】


強力なアラミド繊維が余裕のある「振動=響き」を実現

鉄の8倍の引張強度を持つといわれるアラミド繊維「テクノーラ」を使うことで、テンションが素材の伸びで打ち消されることなくヘッド全体に伝わるため、振動に余裕が生まれます。特に高いピッチにチューニングをした場合などのドラム中心部で音のつまり感が少なく、伸びのある響きを維持できます。
また、時代が変わっても本皮のドラムの音は理想の音の一つですが、本皮の性質である強い収縮力とアラミド繊維の強い引張強度は、結果的にドラムヘッド素材としての機能的な近さがあり、伝統的な本皮に対し最先端の化学繊維技術により、膜振動としての共通性を実現しているとも言えます。
※「テクノーラ」は帝人テクノプロダクツ株式会社の登録商標です。
スネアサイドもハイピッチに!
バリエーション豊富な打面用ヘッドに比べて、注目度が低かったスネアサイドヘッドにもテクノーラを使っています。
スネアサイドにも十分なテンションをかけることで、改めてスネアドラムが「ダブルヘッド」のドラムであることが実感でき、ドラムシェル材質の違いも明瞭に音に現れます。
選び方のアドバイス
- CDR-7214C
- 厚さ:0.25mm
- より繊細な響きを必要とするスネアドラム向き
- 厚さ:0.25mm
- CDR-7314C
- 厚さ:0.30mm
- 吹奏楽、オーケストラでのスネアドラム向き
- 厚さ:0.30mm
- CDR-7514C
- 厚さ:0.35mm
- 6″以上などの深めの胴のスネアドラム向き
- 厚さ:0.35mm
- CDR-7814C
- 厚さ:0.49mm
- ドラムセットでのスネアドラム向き
- 厚さ:0.49mm
- CSS-7014
- スネアサイト用(厚さ:0.10mm)